[気になるダメージ加工はいかに?]S.H.Figuarts 仮面ライダークウガ 九郎ヶ岳の死闘セット レビュー(アルティメットフォーム編)

昨年の10月に受注していたアルティメットフォームとン・ダグバ・ゼバのセットがようやく届きました。(結構前に注文していたので、届くのをすっかり忘れておりました。)
皆さんご存知の通り、待ちに待ったアルティメットフォームの再販…というわけではなく、双方ともダメージ加工がされています。なので商品発表時は、通常版を再販しろよという声も非常に多くありました。(投稿者はダグバ含め通常版をどちらも所持していたので、違いがある今回の仕様の方が嬉しかったです。)
真骨彫が2体セットということで、記事を2本に分けてレビューします。

●買うのがオススメな人
 ・クウガとダグバをアクションポーズだけ取らせて飾りたい人
 ・高品質な造形・塗装・可動のフィギュアでブンドド遊びしたい人

▲買うのがオススメできない人
 ・素立ちでクウガとダグバを飾りたい人
 ・ピカピカのクウガとダグバが欲しい人
 ・旧版のアルティメット未所持だから代わりとして他のクウガ真骨彫と並べて飾りたい人
 ・クウガまたはダグバのどっちかのみ欲しい人
 ・参考展示されていたクウガアルティメットフォームの発売に賭ける人

まずは、仮面ライダークウガ アルティメットフォームから。
ベースになっているのは過去に発売した通常版のアルティメットフォームで、それに傷のディティールやダメージ・汚し塗装が施されております。
基本的には通常版の造形を流用されていますが、ひび割れたアークルと修正が加わった頭部が新規造形のようです。


頭部はほぼほぼ通常版の流用ですが、最近の真骨彫クウガシリーズと同様、金色の涙ラインに折れ目が追加されています。
通常版には涙ラインの折れ目のディティールは無いので、造形的には劇中により近いグレードアップ版になるのですが、今回の九郎ヶ岳版には頭部含め全身に血飛沫の塗装が追加されているので、通常版と付け替えても違和感があります。真骨彫アルティメットフォーム完全版はまだお預けですね。

各部位にはダグバから受けた傷や血、付着した雪を塗装で表現しています。超古代戦士クウガの汚し塗装が個人的にイマイチだったのでこちらはどんな感じになるのか少し心配していましたが、丁寧な汚し(変な日本語)で結構リアルに再現できていると思います。
ただし超古代戦士版と同様、背面の汚しがほとんど入っていません。向かい合っての殴り合いなので血は付いてなくても良いですが、雪は少し付けてほしかったです。

ダグバの拳でひび割れたアルティメットアークルも再現されています。劇中では光学合成のようなCGでの表現でしたが、フュギュアでははちゃんとひび割れのディティールが施されています。
細かい話をすると、劇中においてはアークルひび割れ以降は直ぐに変身解除したので、ひび割れたままアクションポーズ取らせるのは少々違和感があります。(次回のダグバにも言えることですが)

こんなにズタボロになってから放ってませんが、超自然発火の手首も付属しています。
このポーズの静かな強者感がホントかっこいい。

劇中でやってない上にあまり似合いませんが、変身ポーズやサムズアップのための手首もちゃんと付属します。

用途不明ですが、握り手が付属しています。ただし親指が他の指とくっついているタイプなので、指を広げて武器を持たせたりすることはできません。指の開口部を通せる物しか持たせられませんが、開口部の口径も2mm程度とかなり小さく、持たせられるものも殆ど無いので何に使うものか本当に謎。武器セット版が発売しても、使い物にならないと思います。

通常版と比較するとこんな感じで、見てのとおりの全身ズタボロです。
通常版は10年前の商品ですが、ほとんど劣化も無く今でも非常に綺麗です。
最近の真骨彫クウガシリーズ同様、涙ラインがアップデートされてます。

箱とスリーブはこんな感じ。

アルティメットフォームの紹介はこんな感じです。
真骨彫アルティメットフォームの再販を望む声が多かった中で本商品発表ということでかなりの物議を生みましたが、商品単体の評価をすると普通に完成度の高いバリエーション品です。ベースとなった通常版は10年前のものですが、プロポーション、可動、関節構造のどれをとっても欠点がなく、今でも余裕で通用する素晴らしい造形です。
ダメージ表現の関係上、ショーケース等に素立ちで飾るのには向きませんが、セットのダグバと対決させながら並べる分には雰囲気もあって素晴らしい見栄えです。ただ殴り合い等のアクションポーズで飾る場合、フィギュアの背中が見える飾り方になる可能性があるので、背面の汚し塗装も手を抜かずやってほしかったところです。

というわけで次回はセットのダグバを紹介します。